トヨタ自動車九州は、2021年4月15日に創業30周年を迎えることができました。これもひとえにお客様をはじめ、
地域の皆様、取引先様、諸先輩の皆様、そして従業員とご家族のご理解・ご支援のおかげであり、深く感謝申し上げます。
当社は1991年、地域密着経営、自律化、トヨタグループへの貢献を掲げ、
愛知県外で初めてとなるトヨタブランドの国内車両生産工場として誕生しました。
2005年にレクサス専用の第2ラインを宮田工場に増設するとともに、苅田工場を竣工しエンジン生産を開始しました。
2008年にはハイブリッド部品を生産する小倉工場の稼働が始まり、今の3工場体制となりました。そして2016年、
テクニカルセンターを立ち上げ、設計・開発から生産まで一貫した体制を整えたほか、
レクサスインターナショナルカンパニーの一員となりました。
この10年間を振り返りますと、2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震、2017年の九州北部豪雨、
2018年の西日本豪雨など多くの天災に見舞われたほか、新型コロナウイルスの世界的蔓延など、
日本だけでなく世界中の生活や社会経済に影響する多くの出来事がございました。
そして自動車業界も100年に一度の大変革期の只中にあります。
環境が変化するなかでも、安全と品質にこだわって真摯にものづくりに励み、地域や社会、
グループの発展に寄与するべく、この30周年の節目に今一度、
創立当初から受け継ぐ基本理念を従業員一同しっかりと心に刻みたいと思います。
そして、当社に関わっていただく皆様の幸せのために、
これからも九州の地から世界中に感動をお届けできるよう、挑戦を続けてまいります。
この先も引き続き皆様の変わらぬご指導・ご支援をよろしくお願いいたします。